ロケット団マジ許さん ワンパチぬいぐるみ事件
はじめに断っておくが私は経済学にはあまり詳しくはない
それでも思うところがあるので書かせていただきたい
最近これは嘘なのではないか?と思っているのが
提供した価値の報酬としてお金を頂く
という言葉だ
何かしらの方法で誰かの役に立ち社会に貢献することでそのご褒美としてお金が得られるのだそうだ
なるほどそれっぽいので納得してしまいそうになる
しかしながら世の中には何の価値を提供しているのか分からないことをして報酬を受け取っている人たちがいる
たとえばこれを見て頂きたい
ポケモンセンター限定商品ワンパチのぬいぐるみ(定価1815円)が
某通販サイトでは3500円前後で販売されている様子である
このワンパチとはアニメではヒロインのペットとして最新作のゲーム剣盾では博士の孫であり主人公達のお姉さん的存在のソニアが連れて歩くパートナーとして登場機会に恵まれた人気キャラクターである
そんな愛らしいワンちゃんのぬいぐるみが今大人気となっている
お店に補充されるとすぐに売り切れてしまい入手困難となっているそうだ
そしてその人気商品に目を付けたのが転売屋たちだ
ここでは彼らをロケット団と呼ぶことにする
(ロケット団とは原作に登場するポケモンでお金儲けを企む悪い奴らのことだ)
極悪!ロケット団の活動内容はこうだ!!
1800円でイヌヌワンを仕入れて3500円で売る
1つあたり約2000円の利益を得る
美味しい商売だなぁ!?
全国各地のポケモンセンター、オンラインショップでロケット団員たちの買い占めが起こり本当に欲しいと思っている子どもたちやイヌヌワン愛好家たちの手に商品が行き渡らないという事態を招いている
ここで思い出して欲しいのが冒頭で紹介した
提供した価値の報酬としてお金を頂く
というワードだ
彼らロケット団はぬいぐるみを1つ転売する度に2000円程の利益を得ているわけだが(正確に言うと手数料、移動諸々で利益率は下がるだろうが)
それに見合った価値を彼らは提供しているのだろうか?
とりあえず普通にぬいぐるみが欲しい人たちにとってはなぜか定価の倍近い価格でしか入手できない大変迷惑な状況を作り出してしまっているのでただの嫌がらせにしか感じられない
このようなグレーな行いをしてもなお報酬を受け取っている自分は価値を提供している人の役に立っていると言うのは詭弁ではないだろうか?
一見理に適っていた言葉もこうして見ると都合の良い嘘っぱちだ本当にくだらない地獄に落ちろクソッタレ
商品を売っているお店側としては購入者がポケモン好きの人々であろうがロケット団であろうが売り上げは変わらないからそれでよいのだろうか?
オンラインショップ運営会社的にはロケット団員達から利用料を取れるから都合が良いのだろうか?
企業とは所詮利益を最大化するためだけのものであり人間の幸福のためにあるわけではないということなのだろうか?
マジ許せん…
世のイヌヌワン愛好家たちの元にいち早く適正価格でぬいぐるみが渡ることを祈っています